2011年11月9日水曜日

11月19-20,26-27日 矢中の杜”縁”プロジェクト2011 演劇×文化遺産×ダンス AAPA 公演 「足跡(矢中の杜 tracks)」at つくば 矢中の杜 [sound design] & green drinksつくば #0

いろいろ活動はしていたのですが、ブログでは久々の告知です。
これまでも、何度か一緒にイベントを行ってきた「矢中の杜」でAAPA公演です。

「矢中の杜」は筑波山麓、北条という町にあります。一風変わった、当時としては豪華であっただろう昭和邸宅とその敷地の修復と活用プロジェクトが、「矢中の杜の守り人」によって行われています。

今年3月の地震の影響もあったと聞いていますが、ここ数年の活動によって、しばらくの間見放されていた邸宅が、より見応えあるものになっているようです。

今回AAPAは、敷地の特徴である、距離がある奥行きや、高低差、前庭、中庭、そして邸宅という空間を活用し、先日、横浜黄金町でも上演した『足跡』の矢中の杜版を上演します。

作品のベースは変えずに、しかしながら、この場所ならではの現実感を組み込み、表現します。

※19日には、連携の企画でグリーンドリンクスつくばを開催します。"つくばの地域性と今後"にもご興味がある方は、ぜひ19日にお越しください。green drinks つくば #0


以下 情報です。


矢中の杜”縁(えにし)”プロジェクト2011 演劇×文化遺産×ダンス
AAPA 公演 「足跡(矢中の杜 tracks)」

『人と場があって初めて生まれる縁に、今後の生活の可能性を感じています。 それはきっと3月11日の震災以降に生きる私たちが、社会をどう構想するのかとも地続きであると思います。 そうした想いから立ち上げたのが今回の「縁(えにし)プロジェクト」です。 縁で生じた「演劇(百景社)」と「ダンス(AAPA)」という異質の2公演が、 "矢中の杜"でつくりだす場の形、人の面白さを伝えたいと思っています。』
(NPO法人「"矢中の杜"の守り人」代表の言葉より)

主をなくしてから約40年間、空き家になっていた矢中邸。 その邸宅を偶然手にしてしまった現所有者の森さんと 邸宅がある北条でまちづくりに参加していた筑波大生が出会ったところから始まった ”矢中の杜”のNPO活動。 昭和初期に建てられた近代和風邸宅の保護・修繕・活用に取り組むNPOのメンバーと 彼らが日々を過ごす「旧矢中邸」が生み出す、「足跡」をたどりながら 空間としての”矢中の杜”を巡る、ダンスシアターを上演します。

思いがけず、離れた場所に立ち入ったとき
足跡は場所の流れを断ち切り、長く続いた空白が終わる。

どこに行くにしても、誰もが残し続けていくものが
遠く離れた場所に行き着く。

この場所に、この土地に立ち続けることはできないとしても
足跡だけは、残っていく。

『足跡』は、旅と日常の結び目をたどる物語。

■開演日時:
11/19(土)・ 20(日)・ 26(土)・ 27(日) 各日 13:00開演
※各日、11時から会場にて受付開始。開演15分前から公演会場にご案内します。

■会場:『矢中の杜(旧矢中邸)』(つくば市北条94-1)

■料金:
前売 3300円 当日 3500円
* 1日フリーパス制:邸宅見学および2団体による公演のすべてに参加できます。また途中入場も可能(公演時を除く) ご予約 お名前・連絡先・希望日時・枚数を info@aapa.jp まで、メールにてご連絡ください。

■出演:永井美里 , 西園美彌 , 濱田陽平 , "矢中の杜"の守り人 , 大島志織(11/19, 20) , 桂千絵(11/26, 27)
■構成/演出:上本竜平
■振付:永井美里
■環境音響:國府田典明
■楽曲提供:Sylian Rue

■主催:NPO法人"矢中の杜"の守り人共催:AAPA , 百景社
■後援:つくば市
■協力:北条街づくり振興会

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