2010年8月12日木曜日

8月19,20,27,28日 AAPA 南あわじ福良港周辺で活動 [event][soundscapeDJ]

AAPAで8月末まで淡路島に滞在しています。今年は前述の風力発電所以外でも活動を行います。場所は淡路島の南端の港、福良港周辺です。

19,20日には、福良港周辺の野外において、創作活動を行います。27,28日には、南淡公民館(福良)にて、生活から舞台を創作するワークショップを行います。

言ってしまえば田舎。しかし、コンビニやスーパーはあって、東京と同じような生活もできる。周りにあるものを使って、何ができるのか、考えながら・・・。


AAPA アウトドアリハーサル / パフォーマンス
2010.8.19-20
兵庫県南あわじ市福良港周辺
主に日中。いらっしゃる方は、ご連絡ください。


AAPA 生活から舞台をつくるワークショップ
2010.8.27-28
南淡公民館
両日18:30-21:00
¥500
予約はメールで:info[at]aapa.jp

AAPA
http://aapa.jp/

8月12-29日 AAPA CEF南あわじウインドファームのガイド [event]

AAPAでは、本日12日より、兵庫県南あわじ市にある、CEF南あわじウインドファームでガイド活動を行っております。こちらには15機の風車(風力発電機)が稼働する大規模の風力発電所です。実際に風車の下までご案内します。高台にあるため、瀬戸内海や四国も見る事ができます。

21、22日には、発電所内でAAPAのパフォーマンス公演も行います。
関西圏、四国方面へお越しの際は、ぜひお立ち寄り下さい。


CEF南あわじウインドファーム AAPA ガイド
2010.8.12 - 29
CEF南あわじウインドファーム(兵庫県南あわじ市阿那賀1629-15)
各日10:00 ~ 17:00(30分毎にご案内しております。)
入場無料
※8/19(木)、20(金)、24(火)、25(水)は休み。雨天の場合は中止となります。


風車見学ガイド+AAPAダンスパフォーマンス
2010.8.21- 22
両日16:30 スタート実施/公演は約30分
野外で行われるため立ち見でのご鑑賞となります。
雨天の場合は中止となります。


AAPA
http://aapa.jp/

CEF南あわじウインドファーム
http://www.cef.co.jp/

2010年7月7日水曜日

7月9日 Frei [DJ]

3月にも参加させてもらった "Frei" で、DJします。

お酒飲む人がいて、体揺らす人いる。
非常にシンプルなイベントです。

盛り上がっても、じっくり飲んでも、いい。
小さなBarで、深い時間を過ごしていきませんか。

2010.7.9
BAR SAZANAMI 【渋谷】
23:00-
¥1000/1d

BAR SAZAMAMI

2010年7月1日木曜日

7月2日,4日 「小川水素|GRIDの作り方」 [event][performance]

小川水素さんの公演に出演することになりました。ワークショップも開催しますので、ぜひ、ご参加下さい!
小川水素さんのダンスの面白さについてはこちら

ただいま開催中のWhenever Whereever Festival 2010でのワークショップとショーイングです。小川水素さんが2008年から行っている、歩く動きの振付方法[GRID]の発展の仕方をテーマに、共同で創作を行います。
[GRID]のサンプル映像はこちら→[GRID][GRID 3]

またワークショップ2日目の7/4はサイトスペシフィックダンスとして、このワークショップで生まれた作品のショーイングを行います。こちらはワークショップの参加者にも出演して頂きます。サイトスペシフィックダンスでは、劇場での上演を前提として踊られるダンスではなく、環境に呼応して生まれる動き=ダンスを発見する新しい試みとしてアサヒアートスクエアの階段を使います。

ダンスの経験は全く問いません(自分が参加するくらいなので)。デザイン関連の活動を行っている方にも楽しんで頂ける内容です。出演者として、ふるってご応募ください。2日のプログラムですが、一日のみの参加も可能です。ぜひご参加ください。



「小川水素|GRIDの作り方」
セルフ・コーチング+ショーイング(site specific dance)

7/2[金]I…18:00−21:30|森下スタジオ Bスタジオ
7/4[日]II…10:00−12:00|アサヒ・アートスクエア(※ショーイングは18時30分〜)

料金:7/2のみ…2,500円
   7/2,4両日…4,000円
   (4日のみのご参加も個人的にご相談下さい)

ショーイング(w.s.参加者の希望者)|
7/4[日] 18:30−(19:00終了予定)|観覧はドネーション
「Site-specific Dance」(アサヒ・アートスクエア中庭)にて発表
*4日は他にもいろいろなダンス企画がやっていますので楽しいと思います。詳しくはWhenever Whereever Festival 2010サイトにてご確認ください。

ご予約方法:
以下の事項をご記入の上メールにてお申し込みください。詳細はお申し込み後の返信メールをご確認ください。
•プログラム名 (小川水素 [GRIDの作り方]W.S.)
•日時 7/2のみ、7/4のみ、7/2と4、ショーイング(4日)の参加/不参加も御記入ください。
•氏名
•年齢
•電話番号
•E-MAIL

お申し込み先:workshop@bodyartslabo.com
もしくは、私まで

参加料金は当日清算となります。またお申し込み後のキャンセルは受け付けておりません。やむを得ない事情でキャンセルされる場合は、必ず事前のご連絡をお願いします。

[紹介] 小川水素の「ダンス」の作り方

AAPAで活動し始めて、興味を持ち始めたダンスですが、まさか自分でもやってみたい「ダンス」に出会えるとは、思ってませんでした(高校時代もストリート風ダンスはやってましたが)。その「ダンス」を行っているのが小川水素さんです。



その「ダンス」の特徴とは、


A:ルールを共有する

舞台上のダンサーは身体の形を共有(振付)するのではなく、行動のルールを共有している

→哲学を作り概念的に利用する


B:根本的な身体の動きによる創作

身体の基本的機能と重力の要素によって、物理的に導きだされる身体の動きから創作している

→物理的な事象に基づく創作


X:ダンサーの思考の排除による意識の集中

「自分の身体」と「他人の気配」に対して意識を集中する事によって、複数での動きを成立させる



と、ざっくり挙げてみました。

AとBについては、メディアアート作品の特徴と近いのではないかと、個人的に思います。


メディアアートの場合、

・Aについては

作品が目に見える(または聞こえる)最終形態を、作家が定めたルールによって結果的に導きだすという手法。

プログラミング、スイッチングなどを利用し、その設置環境の情報を動的に編集してアウトプットする、

という事に近いと感じています。


・Bについては

扱う事象として、個人的、独創的なストーリーを軸とするのではなく、物理的に存在する作用を利用していく。

音の可視化、光の情報利用など、物理現象そのものを扱うことが多いのもメディアアートの特徴といえるでしょう。


メディアアートの醍醐味である、観客が演者(作品)に対してアプローチする、

ということはまだ模索中ですが、そのような可能性も非常に大きくあるのではないかと感じています。


そして、メディアアートでは、なかなか表現できないことが、Xの項目です。

これは、完全に感覚によって身体を連携させていく行為で、ダンスならではの表現です。

ダンスでは、音楽によって、身体を同期させていくケースが多いのですが、

水素さんの創作では、音楽ではなく、身体と身体の気配によって同期させていきます。


一見、A、Bによって、非常に計算的に創作されているのかと思いきや、最終的な身体の連携は、Xの「人の気配の感覚」だ、

という点が、人がやるからこそ面白い創作であり、プログラミングやデバイスを通しては感じる事のできない、人の機能感覚的な表現といえます。



実際に行ってみると、そのプロセスは、ヨガなどに通じる、自身の身体に対して意識していく事に、多くを割きます。

身体のバランスを整えて、人の本能的機能が素直に体現できる状態にする。その状態で、A、Bの手法で、舞台作品として創作していく。


この創作プロセスに参加すると、身体も整えられていく。そして、人の自然の状態を作品として見せていく事に、自分は魅せられてしまいました。さらに、いわゆるダンサーの身体をしていなくても参加可能である事。むしろその方が作品として意義があるという事が、最たる価値だと考えます。


これが小川水素の「ダンス」です。



そのWSとショーイングがあり、自分もショーイングにも参加します。(初!)

その情報はこちら

2010年6月14日月曜日

6月19日 フォトトランプギャラリー&日本代表応援イベント![event][DJ]

5/22につくばで開催した「TxTプロジェクト フォトトランプサイクリング」(イベント概要はこちら1 2

このフォトトランプサイクリングを含む、これまで(神宮、上野、つくば)の「フォトトランプ」の写真作品の展覧会を6/19〜7/4まで早稲田の Le Cafe RETRO で行います。オープニングパーティは初日の6/19です。

「6/19」W杯は日本 - オランダ戦なので、その流れで、みんなで見ましょう!

当日はDJしますので、ぜひ。

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フォトトランプギャラリー&日本代表応援イベント!
Opening Party×Public Viewing!!

日程:6/19(土)18:00-23:00
会場:Le Cafe RETRO(http://www.lecaferetro.jp/)
(東西線早稲田駅徒歩3分)
主催:大人図工(http://otonazukou.art.coocan.jp/)

【Opening Party】
受付開始:18:00
参加料:一律3000円(フード+ワンドリンク ※2杯目以降@500円)
中締め:20:00
備考:
・ゆったり作品を見てもらえるよう、ラウンジ形式(店内貸切)です。
・屋内なので、雨天決行です。
・当日の様子を写真撮影させていただきたいと思っています。
あらかじめご了承ください。

【Public Viewing】
受付開始:20:00
参加料:入場1000円(フードなし、ワンドリンク ※2杯目以降@500円)
※フォトトランプギャラリーOpening Partyから続けて参加の方は無料(ドリンクは@500円)
※参加料をおさえるために、フードはセルフ制とさせてもらいました。
※当日はなるべく青い服で来て下さい。
最大人数:60人
キックオフ:20:30
試合終了:22:30予定
解散:23:00予定
備考:
・ラウンジから一転、盛り上げ重視で会場内をフロアにします。
・当日の様子を写真撮影させていただきたいと思っています。
あらかじめご了承ください。

参加連絡:大人図工事務局(otonazukou@gmail.com)までメールでご連絡下さい。
または、直接私までご連絡下さい。

2010年6月9日水曜日

[思考]音楽の聴き方

ここ数日、アナログレコードをデジタイズしています。引っ越すこともあり、レコードで持っていなくてもいい楽曲が入ったものは、デジタイズして盤は処分してしまおうと。なんだかんだ10年程度、(わかりやすくいうところの)クラブDJをしていますが、機材環境がない、出張形式のDJの機会が増えてきていて、PCでDJする事が多く、どのみち必要な事で、よくも悪くも時間があるので、取り組んでいます。

(ちなみに、クラブではPCかCDかだったら、CD派です。PCは設定に時間がかかるし、自由が利かない。BtoBできないし。デジタイズしたもので、クラブ用にはCDを焼くつもり。しかし、2010年代、CDJはデフォルトになりました。2000年はまだCDまともに使えないハコありました。)

これを考えていたときに、全部デジタイズして処分してしまえばいいじゃないか、とも思ったのですが、それは何か違うなと思ったのです。音楽の種類によってはレコードの方がいいと感じるものもあり。何でしょうか。(たぶん個人の趣味でしかないんでしょうけど)例えば、ピアノもののクラブミュージックは、レコードのほうが鳴りがいいような気がする。

買ったものの、結局、現場に持っていってないものは、とにかくデジタルにしてしまえーって思って、それに該当する、ハウス12インチは結構あるのですが、いざ、針載っけて聴いているうちに、うーん、やっぱり残しておこうって思ったり。

割とざっくりした作りのクラブミュージックは、レコードで聴いていたほうが、気分がいいなと思いました。逆に、結構作り込んであるような曲は、CDでかけてももったいない感じしなさそうだったので、デジタイズ対象。

正直、理論そこまで知らないので、なんか間違ってるかもしれませんが、感覚だけではそう思いました。単純だけど、グルーブ感あるものはレコードの方がいい。結構、情報詰まってる感じのものはCDの方が本来いいのではとも。

他に判断としては、そんなにレトロ志向でもないので、ディスコものはほぼデジタイズ対象。もう、何度もCD化されているようなものは、デジタルで持っていればいいかなと。あとは、アルバムで持っているけど、使うものはそのうち1曲とかいうのも、デジタイズ対象です。(当然、なんとなく全体的にいいものは、そのまま持っておこうと思います。いい作品ということだし。物に寄る。)

CD時代以前の、その当時市販されていたであろうレコード楽曲に関しては、そのままレコードで持っておこうとも思いました。その当時の技術環境が楽曲制作にも反映されているでしょうから、当然なんでしょうが、レコードの方が合ってるなと。使っている楽器構成も影響ありそうですね。


単純に、クラブにわざわざ持っていかないようなものは、デジタイズ→処分対象かなと思っていたのですが、意外とそうでもない。レコードで聴くべきだ、というものもあるもんだなと。レコードの方が似合う楽曲がある。CDの方が似合う楽曲もある。

そういう意味で、今後、シチュエーションによっては、わざわざターンテーブル持っていってDJした方がいい、という判断もありそう。記録メディアが自由になった今、「音楽の存在の仕方」というのも、考える時代なのかな。


世代背景(物に対する価値観とか)の話にもなりますが、ターンテーブルよりCDJを先に揃えた自分としては可能な所はデジタル化していってもいいと思っています。PCDJ導入には、結構、悩みました。シンプルなのはレコードだと思っていましたし、安心感がある。でも、自分のやりたいことは、DJ環境がないところでDJをやることだ、という事が大きかったので、そのためには、PCDJは本当に好都合。電車で移動できちゃう=自動車運搬経費削減=機会増大(ここもっと欲しいけど・・・)。

ちなみに、デジタルの音声ファイルはAIFFで使用するつもり。とある、DJもPAもなさってる方のブログでのご意見にも触発され、ちょっと悩んでCD音源はMP3化してしまってましたが、AIFFに記録しなおそうと思っています。データ容量に対しては外付けHDでなんとかなる。(ちょっとした夢は大容量内蔵SSDですけど。)


しかし、こう、一日中、音楽一曲一曲に向き合う、というのは気持ちがいい。BGMとして流しておくことはしょっちゅうですが、きちんと録音する必要があるので、目の前で向き合ってます。バックグラウンドミュージックではないですね。目の前ミュージック。MMM(謎)。

久々に、なんだかんだ自分は音楽好きなんだなと思いました。要は、音を目の前にしているのが好きなんだな。(ずっと続けていけるようにがんばろ。)

いろいろ考えるところはあります。(自分の表現の事になりますが、)音階に分けられたものだけでもなあとも思います。世間一般にかなり浸透している「音楽」というものですが、これは共通語みたいなもんだな、と思います。通じやすいものだと思うのです。

自分が自分とやらはなんだかんだと、やっていく時に、必ずしもこの共通語に合わせる必要はないのかなと。この自分語のDJができたら、それが自分なのかなと。(誰かに翻訳してもらえるようにもならないとな。)まあ、何か感じてもらえればいいだけだとは思いますが。


音と音楽とその存在の意味は、ずっと考えるんだろうな。